梅の便りが届くと、春もすぐそばに来たはります。
本日ご紹介する日本酒は、
愛媛県の石鎚酒造『石鎚 純米吟醸 春の酒』です。
「石鎚」は手作りで行う小仕込みの限定品が多いのですが、
今回の「春の酒」は大吟醸酒よりさらに小さい仕込みで造ったお酒です。
春の声を聞く頃になると、多くの酒蔵は「甑倒し(こしきたおし)」と呼ばれる最後の蒸しを終え、ラストスパートに差し掛かります。
酒蔵が最後の追い込みにかかる頃には、
梅や桜の花が咲き始め、心を穏やかにさせる暖かい陽気に包まれてきます。
このお酒は、そんな春の陽気のような酒質を目指して設計されました。
リンゴのような甘く爽やかな香りと、ソフトな米の旨味が広がり、引き締まった酸味がキレの良い後味へと導き、
とても飲みやすい口当たりに仕上げられています。
希望と夢に胸をふくらませて良い出発をしていただきたい、
そんな思いを込めた石鎚流完全手造りの日本酒をご用意し、
皆様のご来店をお待ちしております。